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強くなりたいけど、もう限界まで来てる気がする…どうすればいい?
近年流行りに流行っているボルダリング。1人でも友達同士でも楽しく好きな時間に取り組めるのでとても人気です。
最初は楽しくてしょうがないのですが、どうしてもできない所まで来てしまうと挫折感がどうしても出てしまいます。
クライミング・ボルダリングの上手くなるポイント
ボルダリングを短期間でグレードアップさせるには、どんなことをすればいいのか?
私の体験談を元に短期間で効果が出やすい初心者にお勧めのコツを伝授します!
- 登りまくる
- 痩せる
- 靴を買う
- 色々考える
- うまい人を見つけて、根掘り葉掘り聞く
【登りまくる】ジムは月会員になって週3回は通ってみよう。
もし、今クライミングジムに通っている回数が週3回未満なら週3回はジムに通ってみましょう。
クライミングを始めた時は、クライミングに必要な筋力が全くないので、当然周りのクライマーに比べて登れません。
そもそも、私生活で重力に逆らって上に向かうことなんてないのですから当然ですが…
クライミングで必要な筋力は、クライミングをすることで効率よく付いていきます。
どうしてもジムに通う回数が少なる場合は、自宅でトレーニングで高まる気持ちを抑えましょう。

レスト日をつくることで筋力がより効率的についていく
とにかく毎日登って鍛えよう!というモチベーションがとんでもない人がたまにいますが、毎日クライミングをしていると慢性的に疲労がたまり、怪我の原因となります。筋肉は、破壊と修復を繰り返し、強靭なものになりますので、登った次の日はしっかりレスト(休む)するのがお勧めです。
レスト日を除く週3~4回のボルダリングが理想的な回数です。
私は、クライミングを始めたとき、週3~4回はジムに通っていました。
ジムに行かない日は、ランニングをして体重を落としていました、今から考えるととんでもなく高いモチベーションです…
一回あたりの時間は2時間未満でしたが、その頻度でジムjに通い半年程度で3級入口まで停滞することなく上達しました。

トラバースでムーブを綺麗にする
皆さんが通っているジムで横移動しているクライマーを見かけたことはありませんか?
トラバースとは横移動のことをいいます。
トラバースは重心移動が常に起こり、最適なムーブ状態が常に変化します。
ボルダリング課題に比べて、技術習得(ムーブ)するのに向いていますので、初心者の方が積極的に取り組むことでグレードアップにつながります。
トラバースすることで、リーチの伸ばし方、足にうまく体重を乗せる方法、呼吸の方法まで、多くの改善点に気づくことになります。
まるで猫のようにトラバース。猫足ムーブを極める。
トラバースするときは、足音がならない(猫足)ようにムーブしていくことがお勧めです。
音を立てず、ゆっくりムーブを起こすことで体幹も養われます。
足が頻繁に入れ替わるトラバースでは、足の入れ替えが必ず上手くなります。
クライミングの本場である岩場では、足の使い方がジムに比べ繊細ですので、外岩で強くなる要素もありお勧めです。

【痩せる】痩せるほどに、どんどんグレードアップ!
ボルダリングするにあたって一番要らないもの、それは贅肉です。
贅肉は特に何かしてくれるわけではなく、どう考えても不要です。
プラス思考に考えれば、自分に課した加重トレーニングといったところでしょうか…
太っていると余計な荷物が入ったリュックを背負ってボルダリングしているようなもので、痩せるば痩せるほど、楽にグレードアップします。
適度に痩せよう
手っ取り早くグレードを上げたいのなら、痩せることをお勧めしますが、重いなら重いなりにムーブを駆使して登れますので、無理な減量は、ほどほどに。
痩せすぎても登れなくなる境界点があります、これは激痩してみればわかりますが、筋力の低下かと思われます。
私がクライミングを始めた時の体重とグレードはこんな感じで変わっていきました。
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当時、お昼は300kcal、クライミングジムに行かない日は3Kmほどマラソンをして、半年ほどで13Kg痩せました、今考えると凄いモチベーションです。
クライミングで激痩せすることはないかもしれませんが、もっと登れるようになりたいというモチベーションがあるので、結果痩せることになります。
【買う】クライミングシューズを持つとムーブ(動き)が変わる
クライミングシューズを買おうとすると、色々と調べたりジムのクライマーに聞いたりして、シューズに関する知識が増えます。
シューズの知識が増えることで、登り方を工夫するようになり、結果足が上手くなります。
靴の柔らかさや反り具合、ヒール(かかと)部分の違いやトウ(つま先)ラバーの有無など、靴はクライミングのムーブに関する情報が満載です。
レンタルシューズは耐久性重視の靴で登りにくい
結論を言うと、レンタルシューズはとても登りにくいです。
ソールはすり減っているし、靴の型はぐにゃぐにゃだし、サイズも伸びているからよくわからないし、強くなれる要素が全くありません…
新しくクライミングシューズを買えば、ソールは新しいし、靴の型は自分の型になっていくし、サイズも最適なものを選択できます。
靴によっては、自分の弱点を補うことができる可能性もあります。

【色々考える】ホールドの種類とムーブ(動き)の型を全て憶える
ホールドの種類やムーブの型を知っていると引き出しが増えて、出来なかった課題がすんなりできることがあります。
クライミングの上級者は、様々なホールドに対する引き出しがあるので、瞬間的に最適な持ち方を選択できますが、初心者はそうはいきません。
初見では最適な持ち方やムーブが出てこなくても、知っていることで試すことができるので、結果は劇的に変わります。
ホールドの持ち方を変えてみると簡単に
どうしてもできない課題があった場合、落ちる所のホールドの持ち方を変えてみると案外簡単にいけることもあります。
ピンチをラップに変えたり、ピンチをサイドプルに変えたり、カチをピンチにしてみたりと色々工夫できるのがクライミングの面白いところです。
その課題ができない理由は、持ち方ひとつで変わるかもしれません。本当にホールドの持ち感が、劇的に変わるのです。

【聞く】どうしても出来ない課題があったら、上手いクライマーに話を聞いてもらう。
自分なりに精一杯頑張ってみたけど、全く出来る気がしない…そんな課題がやっぱり出てきます。 出来なくて諦めるぐらいなら、上手いクライマーにやってもらったり、教えてもらうことも重要です。
ハイグレードのクライマーはクライミングに熱心な人が大好きですので、どんな級の課題でも熱心に教えてくれるはずです。
グレードが高いクライマーは、ムーブの引き出しも多く、教え方も上手い人が多いです。 今のあなたが登れる登り方を提供してくれるはずです。
みんなバラバラのサイズだから色んな人に聞いてみよう!仲間も増えてさらに楽しい!
ボルダリングをする人は、身長も違えば、体重も筋力も指の長さも根性も違います。 同じぐらいの体格のクライマーに教えてもらうことで、無理のないアドバイスをもらうことができます。
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元登山用品店の好日山荘。5歳で北アルプス表銀座に連れていかれた山好きの親の元で育った。
山とクライミングが好きすぎて、家にプライベートウォールがある。
現職はWEBデザイナーでJAPAN MENSA会員。